今日はこれまでと異なり健康・生活の質(QOL)について。
私は、自分は健康ですと言える人が羨ましい。
なぜならこれまで自分が健康だと思ったことがないから。
健康の定義を、体のことを心配しないで日常を暮らせること、
とすると私はそれには当てはまらない。
ただ、重病を抱えていたり、外から見てはっきりわかるような
不自由さを抱えていたり、難病だったり、普通の人と同じ生活が
全くできない、というほど重い訳でもない。
だから自分より大変な人がいる中でこう言うのは憚られる面もあるのだが、
それでも健康でないが故に不便だったり損をしたり、つらかったりすることが
よくある。
健康を意識しないといけない生活、暮らしの質=QOLが低い生活が
地味にあるいは大いに人生へ影響を及ぼしているように思う。
例えば、頭が突然痛くなる、ズキズキ痛んでときには吐き気がすることもある、
なんてことがしょっちゅうとはいかないまで、時々起こるようだと
色々と支障がでる。
授業中や仕事中に頭が痛くなればつらいし、途中でやめなくては
いけないかもしれない。薬を飲むにしても、周りからどう思われているか
気になってしまうこともある。それに単純に痛くて不快だ。
例えば、よくお腹が痛くなる。
こんなことでも、しょっちゅうトイレを気にしなくてはいけなかったり、
それが故に遠出ができなかったり、食べ物や飲み物を気にして
飲み会にいけなかったり、お腹が痛くなるかもしれないからと、
行動に制限を無意識にかけていたり。
健康であれば考えなくていいようなことが心配の種になってしまう。
頭痛や腹痛くらいでなんだ、もっと大変な病にかかっている人がいる、
まして生きるか死ぬかという病と向かい合っている人に比べれば
大したことないだろう。
確かにそうです。
でも本人は結構つらい。
程度や種類は違うかもしれないけれど、これはこれでつらいものです。
中々わかってもらえないし、外からは普通に見えたりすると
さぼっているようにさえ見えてしまうこともある。
色々と改善しようと試みてきたが、よくならない。
意外とそんなことで悩んだり、生活に制限がかかったりしている
人も多いのではないだろうか。
もしくは、それが当たり前すぎて生活に制限がかかっていることにすら
気がついていないかもしれない。
健康と病の間にあるような、生活の質を下げるような体の悩みに
もっとフォーカスしてもいいんじゃないかと思う。
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