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前回のどんな声を出せばいいのかに関係する話です。

今日は出しちゃいけない声なんてない、ただし条件つき、という話。

私はある時まで

 

こういう声は喉に悪いから出してはいけない、こういう声は良くない出し方で例えば高い声がそれだと出ないから出してはいけない、といったような出してはいけない声があると思い込んでいました。

しかしある時からそれは誤りだったことに気がつきます。

本当は出してはいけない声なんてない、むしろいろいろな声を出さないと声を自在に操ることはできない、ということ知ったのです。

例えば、デスメタルで出すような声や、喉を絞ったような声、薄っぺらい声などは喉に悪い影響があるから出してはいけないと思ったいたのですがそれがむしろ足かせになっていました。

自分が歌を歌う時には使いたくないようないろいろな声も出すことで、逆に自分が歌で使いたい声も出せるようになるのです。

、、、とはいえ、喉を痛めてしまうようなケースもあります。

それが、ただし条件つき、という部分です。

どんな条件かというと、簡単に言えば

・喉が痛くなるような声の出しかたは極力しない

・翌日に喉が枯れているような状況を作り出さない

の2つです。

1つ目の「喉が痛くなるような声の出し方は極力しない」ですが、基本はそのまま書いた通りです。

声を出していて、痛い場合は何かぎ間違っているので痛くない方法を探りましょう。

極力、と書いたのは、ノイズのような声を出す過程で特に初期の段階では痛くならないように声を出すポイントがつかめず試行錯誤する過程で痛くなることはあるため、1秒たりとも痛くないようにするのは練習過程においては難しいためです。もちろん、練習のときならいくら痛くなってもいいというわけではなく、出来るだけ痛くならないようにはした方がいいです。

2つ目の「翌日に喉が枯れている状況を作り出さない」は練習のし過ぎ、声の出し過ぎや、喉を痛めるような声の出し方をして翌日に声が枯れている状態にしないということです。

普段の声よりがらがらになってしまっていたり、裏声がかすれて出ないなんて時には休養すると共に、前日にどんな声の出し方を思い出して見直す必要があります。

喉が痛いまま声を出し続けていたり、無理矢理地声のまま高い音まで無理に持ち上げることをずっとやっていたりしていると起こることがあります。

この2つのことを守り、いろいろな声を出すことで声の可能性が広がるはずです。

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カテゴリー: 声・歌

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