今回のいろいろな声を出そう その4は平べったい声です。
平べったいと表現していますがこの声は人によっていろいろな
表現の仕方があるかと思います。
どんな声?
簡単にいうと、前にここで書いた目玉の親父の声の地声バージョンですね。
具体的にはこんな声です。
0:08くらいからコロッケさんが志村けんさんの真似をしている声です。
極端な話、この声色の呼び方はなんでもいいのですが、声帯のくっつきが強い地声というところが
重要なので、練習する時はくっつきが弱くなったりしないように気をつけてください。
この声は喉に悪くないか?
結論からいうと悪くないです。
悪くないどころか喉の自由度を増す上で必要な力を鍛えるために必要な声色です。
正直、私はずっとこういった声は喉によくない声だと思っていました。
しかし今の声に対する考え方に出会ってからは、それが大きな誤りであったことに
気がついたのです。
この声はくっつきを高める上でも重要なものになり、特に高い声が全然出ない、
普通の人よりも出なくて無理矢理出そうとしてすぐ疲れたり音がフラットしてしまう、
なんて人には重要な声色になります。
もちろんこの声だけを鍛えるのはNGです。
万遍なくいろいろな声を出す必要があるのですが、今までこれを避けてきた人は
ちゃんと発生できるように練習した方がいいでしょう。
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