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在宅勤務、リモートワークなんて言ったりもしてるようですが、

そんな働き方を導入しようとした時に必ずと言っていいほど

出てくる意見が

「ちゃんと働いているかわからない」

「会社にいないと評価できない」

「さぼっているかもしれない」

「マネジメントが難しくなる」

といったもの。

こういった意見を聞くと、そしたら普段どうやってその人の仕事ぶりを

みているのだろう?という疑問がわいてきます。

 

「ちゃんと働いているかわからない」
→”ちゃんと働いている”ってなんですか?
どうなってたらちゃんと働いているっていうことになるんですか?
会社にいたらちゃんと働いているかわかるんですか?

「会社にいないと評価できない」
→普段は何を見て評価しているのですか?
なぜそれが会社にいないと評価できないのですか?
会社にいないと評価できないような評価基準は重要なんですか?

「さぼっているかもしれない」
→さぼるってなんですか?
日中に買い物に行ったり昼寝したらそれはさぼっていることになるんですか?
さぼってたらなぜいけないんですか?

「マネジメントが難しくなる」
→なぜ難しくなるのですか?
マネジメントってなにをしているんですか?
それは相手が会社にいないとできないことなんですか?

このようにちょっと考えただけでもどんどん?が出てきます。

もちろん、対面で顔をあわせるメリットも当然あると思います。

今の一般的なテレビ電話の技術では伝わらない微妙なニュアンスも

あるでしょう。

また、会社に集まると一体感が生まれるから会社に行きたいという人もいれば

会社にいくことで嫌でも強制的に働かなければいけないから逆に

モチベーション低い自分にとってはいいんだ、という人もいるかもしれません。

それでも、在宅勤務のメリットも多くあるわけで、一律みんな会社にきて9時から

働かなければいけないなんていうのは(工場のライン作業など一部の職を除き)

ほんとに必要なの?窮屈だなぁと感じます。

 

在宅勤務の人をマネジメントできないという人は、普段会社で一所懸命働いている

部下の姿を見て、うん、こいつはよく働いている、評価もよくしよう、

なんてことになるのでしょうか?

逆に言えば、ちょっと自分の席で疲れたから居眠りしている人は

結果を出していても評価されないんでしょうか?

まあその気持ちもまったくわからないわけではないですが、そんな人は

はっきり言っていわゆる管理職としては失格だと思います。

そんなことで一体何が生み出せるのだろうかと思ってしまいます。

 

働く場所に左右されるような判断基準はやめて、

もっと本質的な部分で判断できるようになれば

柔軟でそれでいて核のある働き方ができ、仕事の成果も

生まれるのではないかと考えています。

 

 

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