伊集院光さんがとあるラジオ番組で高校野球の話の中で
何かが悪としたときに、そこにいたるまでのプロセスすべてを
悪とする風潮ってあるよね、
といった趣旨のことを話していました。
それを聞いて確かにそうかもな、自分もそういった思考回路に
なりがちかもなと気がつきました。
ある一つのことが悪いだけなのにすべて悪いと思う、身近な例で言えば
一人の接客がいまいちだからそのお店全部の人や物まで全部だめだ
(あるいはだめに違いない)といったことや、ある仕事がよくなかったから
この人にはどんな仕事を任せてもだめだなど、何か一つのことがだめだと
その人や物がすべてだめだと思ってしまう(あるいは知らずにそう
思い込んでしまう)ことが実はあるんじゃないかなと。
伊集院さんが仰っていたプロセスという面で言うと、結果が悪かった時に
それまでやってきたことがすべてだめだ、無駄だったと思ったり、
今の自分の仕事、立場、生き方、人間関係などがだめだと思うと、
これまで生きてきたすべてがだめだったんだと思ったり。
そんな風に考えてしまうことがあるように思います。
しかし、冷静に分析して、ほんとにすべてがだめだったのかと考えると、
実はここは良かったとか、ここは普通だったといった面も見つかるはずです。
きっとそれは些細なことだと(少なくとも自分に対しては)思ったりするのですが
些細なことでも悪くなかったところを見つけて、次はもっとうまくいくといいなと
いう気持ちで進めていけたらいいなと思います。
なかなかそう簡単には気持ちを切り替えられないですが。。。
ただ、逆にいうと、結果が良ければプロセスや過去も良く解釈できるのであれば
どこかでいい結果を出せば、オセロで一気にひっくり返るように、
これまでの出来事もすべて肯定的な見方ができるようになると思っています。
だからこそ、前を向いていくしかより良くする方法はないのかなと思います。
そんなに頑張らなくてもいいから、過去ばかり見ないで
とりあえず顔だけでも前を見てみるぞ。
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