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バイトより正社員がいいと言われるのはなんで?

今日はこのことについて、特に収入面以外の点を中心に

書いてみようと思います。

 

バイトより正社員の方がいいのは、

・単純に収入がいい

・雇用が安定している(クビにされにくい)

あたりが理由としてはよく言われるところ。

収入は確かにいいでしょう。

社会保険料も会社が半分負担してくれるし。

労働時間が長い、いわゆる激務だと時給換算したら

800円以下だったなんてこともあるだろうけど、

ある程度もらっている正社員であれば同じくらいの

時給をバイトで稼ぐのは職種が限られ難しいと思います。

 

雇用が安定している=クビにならないというのもそうでしょう。

もちろん正社員でもリストラなどにあう可能性は十分ありますが。

 

私が思うバイトと正社員の一番大きな収入面以外での違いは

他の雇用形態への移動のしやすさです。

正社員から他の雇用形態には移りやすいが、その逆は難しい。

これは正社員、フリーランス、バイト、派遣社員などの雇用形態が

正社員を頂点とするピラミッド型になっていることが

原因だと考えています。

ピラミッドの下から上にあがるのが結構大変。

上から下は簡単。

ピラミッドの下から上への移動のしにくさが

生き方を窮屈にしていると感じています。

 

ここでいう上下とはあくまでピラミッド図にしたときに

上か下かの話であって、偉い偉くないとかの話ではありません。

しかし、世間の見方として一般的なのは、

上(正社員)の方がちゃんとしている、りっぱだ、

下(バイトなど)はいわゆる落ちこぼれ、ちゃんとしていない、

というものなのではないでしょうか/

その意識・考え方も移動のしにくさを助長しているように思います。

 

雇用形態の行き来が自由自在になればもっと選択肢が

増えるのではないかと思います。

ある期間だけ派遣社員になって、また正社員に戻るとか、

そのときの自分の人生の状態によって選択できるといいなあ。

各雇用形態毎に行っている仕事が限定的なのも不自由さの一因だと思います。

バイトだから決められた単純作業をこなすだけ、という

働き方はよりいっそう雇用形態の行き来を不自由にすると思います。

もちろん、この仕事だけ頼みたい、だから支払う金額もこれだけ、

この仕事だけできればいい、だから受け取る金額もこれでいい、

ということであればそれはそれで問題ないと思います。

でも、バイトから正社員になろうとするとき、バイトの業務内容から

正社員としては未経験として扱われることにより選択肢が狭められて

いるのではないでしょうか。

 

いっそのこと、正社員や派遣社員、バイトといった雇用形態の

区別をなくしてしまった方がもっと自由に、つまり選択肢の幅が

広がるのではないかと。

そうすると今よりも何をしたかがシビアに判断されることになり、

結果、日々の仕事も何を成し遂げたのかが重要視されてくる

のではないかと思います。

仕事のための仕事といった無駄なこともなくなり、

何かを生み出すことが今よりもできるのではないでしょうか。

、、、というのは希望的観測?

 

 

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カテゴリー: おもうこと

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